
スーパーの夕方はまさに戦いです。
スーパーでは夕方にピークの時間帯を迎えることが多く、夕方にどれだけ商品を販売することができるかが、その日の売り上げ結果を左右します。
そして、スーパーの夕方は買い物をするお客様にとってもうれしい時間ですよね。なぜなら、夕方は「値引き」が行われる時間帯だから。この時間帯は、通常の値段よりも安く食品を購入できるため、消費者にとっても非常に助かります。
そういったスーパーのお店側と消費者であるお客様とのせめぎ合いが繰り広げられるのが、「スーパーの夕方」なのです。そして、夕方には「値引きハンター」と呼ばれる、値引き商品を買うことに長けたプロの方も来店されます。
今回は、そんな「値引きハンター」になるためのコツを、元スーパー店員で現在はただの一般消費者である私naihitoが解説します。これを見れば、あなたも「値引きハンター」になれる!?

値引きハンターへの道
ターゲットのお店を決める
値引きハンターになるためにまずやるべきことは「ターゲット」となるスーパーのお店を決めることです。住んでいる地域のお店で「値引きハント」するのにうってつけの場所を見つけるわけですね。
ここで最優先に考えるのは、家からの距離が近いお店です。「値引き」される商品は、期限が切れる直前の食品がほとんど。そのため、「値引きハンター」として生活するとなると、スーパーへ通う頻度も必然的に多くなります。毎日のようにスーパーに通い詰めることを考えると、家に近いお店に絞った方が良いでしょう。

値引きのタイミングを狙う
「値引きハンター」はジッと値引きのタイミングを待ちます。値引きのタイミングは、夕方4時や5時といったキリの良い時間に行われることが多いです。お目当てのスーパーが、どの時間にどれだけの割引率で値引きがされるかを事前にリサーチしておく必要があるでしょう。
時間帯と割引率
一般的には次のようなタイミングが、値引きの狙い目です。
- 夕方4時~5時頃:この時間から1~2割引程度の値引き
- 夕方6時頃:この時間から2〜3割引程度の値引き
- 夜7時~8時頃:この時間から3~5割引程度の大幅な値引き
- 閉店間際:半額以上の値引きももしかすると?
これはあくまで参考です。お店によってかなりばらつきがありますから、リサーチは欠かすことができません。例えば駅近のお店は、会社や学校から帰ってくる人が利用する影響で、夕方のピーク時間が遅くなったりします。ただ、そう言った特殊な場合を除いては、私の今までの経験上、閉店2〜3時間前くらいが最終の売り切りになることが多いですね。
割引率は、半額が最大と言っていいでしょう。それ以上の割引率の場合もあったりしますが、そういった食品は商品価値があまりにもない状態で売られている場合が多いですね。「値引きハンター」としてはこの「半額」をいかにゲットするかが勝負になります。
部門
スーパーには、精肉、鮮魚、デリカといった多くの部門がお店に入っていますが、値引きのタイミングはこれらの部門ごとでも異なります。特に注意したいのは、帰ってすぐ食べられるようなものは、なかなか値引きにならない点です。
- 鮮魚:刺身系
- 果物:カットフルーツ
- デリカ:夕方のおかずになりそうなもの全般
夕方はどうしても、料理しなくてもすぐに食べられるようなものが欲しいですよね。店側としては、こういった商品をできるだけ割引率を抑えて販売したい思惑があります。なぜなら、それだけ手間のかかっている商品だからです。商品の材料費以外にも手間賃もかかっていますから、そういった考えになるのは当然ですよね。
ただ、「値引きハンター」はそういった商品を確実に仕留めにいきます。まさに値引きハンターとお店側との激しい戦いなのです。
天候
スーパーは天候によって売り上げが大きく左右されます。雨の日は、ほとんどのお店で来店されるお客様の数が減ってしまいますから、商品が余ってしまう可能性も高くなります。
そのため、天候の悪い日は「値引き」をする時間帯も早くなる傾向にあります。普段の時間帯よりも1時間ほど値引きのタイミングを早めたり、割引率をいつもより高く設定したりして、なんとか売り切るように努力をします。
この努力に応えるようにして、歴戦の「値引きハンター」は天候をも予測してスーパーに来店し、お目当ての値引き商品を購入することでしょう。

狙ったものは確実に手に入れる
さあいよいよハントの時間です。
夕方に来店したら、値引きのシールだけを見て店内を回ります。ここでお目当ての「ターゲット」を見定めるわけですね。ただし、迷いは禁物。ちょっとでも「いいなぁ」と思った商品を逃してしまうと、すぐに他のお客様の手に渡ってしまうのが値引き商品。自分の財布の中身と相談して、「これだ!」と思った商品はすぐに買い物カゴに入れる。ここでは決断力が問われます。
狙った商品を確実に購入できなければ、この日の収穫はなし。値引きされていない通常価格の商品を購入することになってしまうのです。それは「値引きハンター」としてのプライドが許せません。

値引きハンターが破ってはならない掟
もし、その日の夕方にお目当ての値引き商品を手に入れることができなかったとしても、破ってはならない掟があります。それはお店に迷惑をかけないことです。もしこの掟を破ってしまうとしたら、もうそれは「値引きハンター」ではなく、単なる「クレーマー」です。

値引き商品買いたいんだけど何とかならない?

今日は早めに売り切れちゃったみたいです。
たぶん雨だったからかなぁ
注意:執拗に値引き商品を求めるのはやめましょう!

…

…

さっきからずっと後ろつけてくるんだけど…

どうかされましたか?

いや、値引きしないかなぁ〜って
注意:値引きをするようにプレッシャーをかけるのはやめましょう!

これ値引きになる?

この商品どっから持ってきたの?

そちらの商品は値引きできないんです。
注意:勝手に商品を持ち出して値引きを要求するのはやめましょう!

わし毎日来てるんだよね〜
何とかならない?

申し訳ございません。
注意:自分だけ特別扱いしてもらうように促すのはやめましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「値引きハンター」として生活することで、食費の出費が減ってうれしいですよね。お店側にとっても、値引きをすることで商品を買ってもらえれば、食品廃棄を出さずに済みますし、どちらにとってもウィンウィン。
ただ、お店側としては値引きをすることで儲けがなくなるといった弊害があるため、できれば価値ある商品をお値打ち価格で販売したいと考えていることでしょう。値引き商品だけではなく、お店がおすすめするような商品も一緒に買ってもらうことが、お店が望んでいることかもしれませんね。
今回は以上となります。最後までご覧いただきまして誠にありがとうございます!
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