最近、ChatGPTが画像生成や編集にも対応しているのをご存じでしょうか？
私は普段、趣味でキャラクターイラストを描くのですが、「手書きのラフを綺麗なアニメ塗りにしたい」と思っても、デジタルイラストツールを使いこなすのは大変でした。
しかし、このChatGPTがあれば簡単にアニメ塗りにすることができます。
さらにアニメでよく見る3面図もお手のもの。
今回は私が用意したオリジナルイラストを使って、アニメ塗りから3面図の作成までAIにお任せしてみます。
手書きのイラストをアニメ塗り
まずはChatGPTを使ったAIアニメ塗り。
使い方はとても簡単で、手書きのイラストをアップロードして、プロンプトに希望の塗り方を指示するだけです。
たとえばこんな感じです👇
「あなたはアニメーターです。
添付した画像のキャラクターにアニメ塗りで色付けしてください。
色はメインカラーは青、サブカラーは白で、シンプルに仕上げてください。」
このように、ChatGPTに“アニメーターとしての役割”を与えるのがポイントです。
あとは数秒で、まるでプロが塗ったようなアニメ調のイラストが生成されます。
ここで生成された画像をこちら↓。
線画の質感を保ちながら、自然な陰影と光の入り方で仕上げられており、「AIでここまでできるのか！」と正直驚きました。
手描きラフの段階でも、色味の雰囲気やキャラクターの印象を確認できるのが大きなメリットです。
これだけで、後のデザイン工程がぐっとスムーズになります。
ただ…、ロボットを描いたつもりだったんですが、ちょっと人間混じってますね…。
手書きイラストの３面図作成
次に試したのが、キャラクターの「３面図」作成です。
正面・側面・背面の３つの角度を描くのは、手作業だと非常に手間がかかります。
ChatGPTでは、さきほどのアニメ塗り画像をもとに次のように指示しました👇
「このキャラクターの画像をもとに３面図を作成してください。
アニメ風のテイストで、デザインの統一感を保ってください。」
すると、短時間で３面図が生成されます。
バランスの取れた立ち姿や髪型の流れ、服の構造までしっかり再現されており、AI補助としては十分実用レベルです。
作成した３面図の画像はこちら↓。
まるで設定資料集のような完成度で、キャラクターデザインの世界観を確認するのに最適でした。
手書きイラストのキャラクターシート作成
最後におまけで挑戦したのが、キャラクターシートの作成です。
ChatGPTでは、これまでに作ったアニメ塗り＋３面図をもとに、プロフィール要素を組み合わせることができます。
使ったプロンプトはこちら👇
「これまで作成した３面図のキャラクターをもとに、キャラクターシートを作ってください。
名前・年齢・性格・特徴などを設定し、アニメ風のデザインでまとめてください。
言語は日本語でお願いします。」
ChatGPTは、キャラの見た目や雰囲気から自然な設定を提案してくれます。
まるで、自分が描いたキャラがAIによって命を吹き込まれるような体験です。
生成されたキャラクターシートはこちら↓。
なかなかいい感じですが、日本語はまだうまく表現できないみたいですね。
まとめ：ChatGPTでイラスト制作の幅が広がる
今回の体験を通して感じたのは、ChatGPTは単なるテキストAIではなく、クリエイティブな制作ツールにもなり得るということ。
特に「手書きラフを清書風にしたい」「設定資料を簡単にまとめたい」という人にとっては、ChatGPTの画像生成機能は大きな味方です。
もちろん、AIが苦手とする細部の再現やポーズ調整などは人の手で仕上げる必要がありますが、時間短縮とアイデア補助という点で非常に優秀です。
AIイラスト初心者でも、プロンプトを工夫するだけでハイクオリティな成果を得られるので、
ぜひあなたも「ChatGPTイラスト」で、自分のキャラクターを形にしてみてください。
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