こんにちは、ゆるミニマリストnaihitoです。
私はゆるミニマリスト。もともとは物を大量に持っていましたが、ある時、持っている物を一斉に処分しようと一大決心。感覚としては7割ほどの所持品を断捨離し、そこから物をあまり持たない生活が本格的に始まりました。
しかし、実のところ5年前の断捨離をする以前も、物は多いけれども部屋の中はちゃんと整理されている状態でした。ここで大活躍していたのが「収納ケース」。几帳面な性格である私は、収納ケースを使ってアイテムを分類ごとに仕分けをし、部屋をスッキリとさせていました。物が多くてもこの収納ケースがあれば、部屋をきれいに見せることはできるんですよね。
ただ、便利にみえる収納ケースですが、あまり使い過ぎは良くありません。「収納ケースが多い=物が多い」とも言えるからです。部屋の見た目はスッキリしているが、収納ケースの中身は大量の物で溢れかえっている。そんな状況だと、どこに何があるかを把握するのも難しいですし、何より収納ケースをどかして掃除をするのが本当に大変。収納ケースを買う時には、ここまで考えて購入しないですよね。
そこで今回は、私が考える「いらない収納ケース」を解説。どんな収納ケースがいらないのかとその理由、そして収納ケースがいらない生活を送るために押さえるべき収納術をお伝えします

僕はよく、必要もないのに無駄に収納ケース買ってたなぁ
あるとなぜか安心するんだよねー

ある意味、収納ケースのコレクターになってたってわけだね?

そうそう!
中身が空の収納ケースがクローゼットに積み上がってたりしてね!
ってコラ!
いらない収納ケース
私がいらないと考える収納ケースには次のような条件があります。
- なくても支障がない収納ケース
- 物量に見合わない収納ケース
- 動かすのが大変な収納ケース
それでは順番に見ていきましょう。
1. なくても支障がない収納ケース
まずは、「1. なくても支障がない収納ケース」です。
一人暮らしの私の部屋を例に挙げて説明をします。私は1k賃貸に住んでいますが、賃貸にはもともと棚や引き出しの収納スペースが各箇所に設置されています。↓の写真は私の部屋の実際の収納スペースです。






このように棚や引き出しには物を置くスペースが十分に確保されています。この備え付けの棚や引き出しを有効活用すれば、余計な収納ケースは必要ありません。それらで補えるもの関しては、「いらない収納ケース」と言えるでしょう。まず最初に優先べき行動は、今ある現状の収納を最大限活用することです。
すでに備え付けられている棚や引き出しといった収納を活用
一つ注意点としては、この棚や引き出しといった収納があるからと言って、無理にスペースを埋めることは考えない方がいいでしょう。これらの収納スペースに物が増えれば、その中にも収納するための入れ物が必要になってきます。
写真を見てお分かりいただける通り、ほとんどの収納で物をそのまま置いているのが確認できると思います。私の部屋の収納スペースにはなるべく収納アイテムは使わないようにしています。なぜなら、これらの収納場所は外から見えないためです。見た目にスッキリさせる必要のない場所にはこのような収納アイテムは使いません。
ただ、外から見えない場所でも、収納アイテムを利用した方が便利の場合もあります。下の写真は靴箱になりますが、この中に置いてあるツールボックスには工具がたくさん入っています。当然それらの細かな物は、まとめて持ち運びできるように収納ケースにまとめた方が便利ですよね。

こちらにあるツールボックスは、【無印良品】で人気の商品です。私も使っていてお気に入りのツールボックスで、そちらをオススメする記事も投稿しています。【無印良品】スチール工具箱3を深掘りした内容となっていますので、是非そちらもご覧いただければと思います。
外から見える場所については、見た目をスッキリさせたい場合に収納ケースなどを検討しましょう。下の写真では、洗面所の棚に白の収納ケースを利用しています。

この中には洗濯ネットが入っています。洗濯ネットのように形が崩れる物は、外にそのまま置いてしまうとどうしても散らかって見えてしまいますが、収納ケースで隠せば問題ありません。私は白色の収納ケースを利用していますが、部屋のデザインに合わせて収納ケースを選べば、より部屋の雰囲気に合った収納が演出できるでしょう。
こちらの収納ケースについても【無印良品】で購入しました。【無印良品】やわらかポリエチレンケースは、無印で定番の収納ケースですが、こちらについても詳しく紹介する内容の記事を投稿していますのよろしければ是非ご覧ください。
2. 物量に見合わない収納ケース
次に、「2. 物量に見合わない収納ケース」です。
部屋にある収納ケースの中身がスカスカ。そんなケースはよくありますよね。それは「いらない収納ケース」である可能性が非常に高いです。
私は以前、よくシェルフ棚を購入していました。しかも一人暮らしにも関わらず、結構大きめなシェルフ棚を。買う時には魅力的だなと思って買ってみるんですが、実際に使ってみるとまったく物で埋まらない。それでは棚を買った意味がないと思い、あれこれ物を買ってそのスペースを埋めようとするんですが、それをするだけで大量に物が増えてしまいます。そんな時に買うようなものって、実はあまり自分が興味ない不必要なものだったりしますしね。
これを防ぐには、やはり必要最小限の物の量に合わせた出来るだけコンパクトな収納ケースを選ぶということでしょう。選んだ収納ケースがコンパクトなサイズであれば、そのサイズに合うように適正数量に物を抑えようと意識するはずです。
使う用途に必要な最低限の物だけが入るコンパクトな収納ケースを選ぶ
「物量に見合わない収納ケース」は出来るだけ「コンパクトな収納ケース」に入れ替えたいところです。ただここで問題となるのが、収納ケースは処分が面倒ということ。特に私が以前購入していたような大型のシェルフ棚などは、捨てるのにそれなりの労力と時間を使うことになりかねません。そうなると収納ケースを捨てようといった行動になかなか踏み出すことができませんよね。
「コンパクトな収納ケース」を選ぶ場合にも、出来るだけ後のことを考えて、捨てるのが容易な収納ケースを選ぶことをおすすめします。特におすすめなのが、簡単に処分できる紙製の収納ケースです。
私が現在使っている【IKEA】FJÅDERHARV フィェデルハルヴも、ペーパーボード製の収納ボックスになります。

使っているのは、書類関係を入れるボックスタイプと、小物などを収納する引き出しタイプの2種類。紙製であることで心配される耐久性ですが、意外にも丈夫にできています。あまり頻繁に持ち運んだりすると破損の可能性もありますが、定位置に置いておくような収納であれば、まったく問題のない耐久性です。
カラーはホワイトで統一していますが、IKEAでは他にもブラックを取り扱っています。どちらもシンプルなデザインで部屋の色合いや雰囲気に合わせて選ぶのが良いのではないでしょうか。
組み立ても簡単で、使用しない場合は畳んだまま置いておくこともできます。必要以上に買ってしまった場合でも、折りたたんだ状態であればスペースをそれほど取ることなく置いておけます。
そして何より、処分に困らないということ。紙製ですので捨てる際は、各自治体の分別方法に沿って捨てていただければ、簡単の手放すことができます。
収納スペースや収納する物などに合わせてサイズも選べます。さらにお値段もIKEAということもありリーズナブル。試してみる価値は十分にあると思いますよ。どんな部屋にも合わせやすいシンプルなデザインで、コンパクトな収納をお探しの方は、ぜひ購入を検討してみてください!
3. 動かすのが大変な収納ケース
最後が、「3. 動かすのが大変な収納ケース」です。
「動かすのが大変な収納ケース」があると、とにかく掃除をするのが大変です。
床に直で置いてあるような収納ケースは、動かす時に無理やり押したり引いたりすると、床を傷をつけてしまう可能性があります。そのため持ち上げて運ぼうと考えますが、そのためには収納されているものをすべて撤去してから運ぶといった事態になるともう大変。収納ケースをどかすだけで力を使い果たしてしまい、その後の掃除が進まないなんてことも経験された方はいらっしゃるのではないでしょうか。
このような収納ケースは、「いらない収納ケース」と断言していいと私は考えます。
ならば、移動できるようなキャリーがついたものはどうでしょう。それであれば収納ケースを簡単に動かせます。代表的なのは衣類を収納する「衣装ケース」ではないでしょうか。衣装ケースが置いてあるクローゼットはとても埃が溜まりやすい場所。衣装ケースの下や奥には、普段目にすることのない埃やゴミが溜まっています。そんな時にこの移動式の収納ケースであれば、難なくどかして掃除に移ることができるでしょう。
では、キャリーがついたような移動式の収納ケースであれば、「必要な収納ケース」と言えるのでしょうか。私の答えは「NO」です。なぜなら、私はそれすらも面倒と考えるかなりの「めんどくさがり屋」だからです。あとはキャリーで移動する時も使っている収納ケースによっては床を傷つける可能性もあります。私も実際、とある衣装ケースを動かした時に床を傷つけてしまった経験があります。
「じゃあどうすればいいの?」
その答えは、「吊り下げ収納」を利用するです!

こちらの写真は、私の部屋のクローゼットです。見てお分かりいただける通り、床には物がありませんよね。以前は衣装ケースを2台使っていたんですが、掃除をするのがとにかく面倒で、どうしても汚れが溜まっていってしまったんです。
そこで取り入れたのが、この「吊り下げ収納」です。
床に物を置かないように、吊り下げ収納を取り入れる

こちらが、私が現在使っている吊り下げ収納、【IKEA】SKUBB 収納 6段/ ホワイトです。
サイズは、幅37cm x 奥行き4.8cm x 高さ47cm。上4段が大スペース、下2段が小スペースの計6段になります。高さが結構あるため、ハンガーラックから地面までの距離は事前に調べておいた方が良さそうです。

写真はユニクロのU Tシャツを4つ折りにして入れた写真。幅、奥行き共に少しスペースに余裕ができるくらいなので、広さとしても申し分ないですね。奥もメッシュ加工になっているため、こもる心配もなさそうです。
梱包重量は1.1キログラムとなっています。

上の写真のように取り付けはマジックテープ。どれだけの重さに耐えられるか心配でしたが、取り付けた感じも思ったより頑丈で外れる心配はなさそう。衣類を入れる収納ケースとして考えれば、1キロの重さに耐えられるのであれば問題ありません。

あまり荷物を詰め込まなければ、バッグをそのまま入れるなんてこともできますよ。

こちらは普段私が実際に使っている時の写真。入れているものは、Tシャツ、パーカ、パンツ、靴下、下着、マフラー、手袋。部屋着を中心にまとめて入れてます。私服などはすべてハンガーでかけるようにしています。お気に入りの服を年間で15着だけで生活していますので、こちらの吊り下げ収納があればすべて納めることができます。
大きなメリットは、その取り出しやすさ。「めんどくさがり屋」な私にとってはうれしい限り。すぐに手にとって使えるため、忙しい時でもストレスなく使うことができます。ただ、あまり着ないような服を積みすぎると、そのメリットは薄れてしまうでしょう。
デメリットは、外からは丸見えの状態が気になる方もみえるかもしれません。あまり衣類を煩雑に入れると散らかって汚らしく見えるので、入れる際はしっかり畳んで入れるようにしたいところ。クローゼットの中だから気にしないという方であれば問題はありませんが、それでもどうしても取り出しにくくなるなどの問題が出てきます。私は衣類は畳む派なので、ここへの手間はまったく気になりません。それよりも楽に取り出しができるメリットの方が大きいと思っていますね。
まとめると、メリットは、
デメリットは、
外から衣類が見えてしまうのが気になる方は、別売りの仕切りボックスなどを利用すると良いかもしれません。「ここだけは隠したい」といった部分的な収納でも活用すれば、クローゼット内もスッキリとした見た目を演出できるでしょう。

私の部屋のクローゼットは、床に物がないため、掃除がとにかく楽なんです。それを実現できたのは、この「吊り下げ収納」を取り入れたから。ハンガーラックに吊り下げることで、収納ケースを床に直で置く必要がなくなりました。
そして、衣類ケースを掃除のたびにどかす手間が一切なくなり、掃除をそのまま始めることができるようになりました。もしロボット掃除機をお持ちであれば、その掃除を始めるといった意思や行動も必要なくなります。それによって、人生にとって貴重な時間を作り出すことができるかもしれませんよ。
その際はぜひ今回ご紹介した、吊り下げ収納、【IKEA】SKUBB 収納 6段/ ホワイトをご検討いただければ幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゆるミニマリストが考える、「いらない収納ケース」について解説しました。
私は、「いらない収納ケース」は次のようなものだと考えています。
- なくても支障がない収納ケース
- もともとある収納で補える
- 目に入らない場所にあるため、隠す収納の必要性がない
- 物量に見合わない収納ケース
- 収納スペースと入れる物の量に大きく乖離がある(収納スペース>物量)
- 動かすのが大変な収納ケース
- 動かすのに必要以上の労力がかかる(例えば、物をすべて中から出して動かす)
- 床などを傷つける可能性がある
そして、これらの「いらない収納ケース」が必要のない生活を送るためには、
- すでに備え付けられている棚や引き出しといった収納を活用する
- 使う用途に必要な最低限の物だけが入るコンパクトな収納ケースを選ぶ
- 床に物を置かないように、吊り下げ収納を取り入れる
の3点をそれぞれを実践すれば、「いらない収納ケース」が部屋からなくなり、必要最小限の数でより効率的な収納を実現できるはずです。
それによって生まれるのは、あなたの人生の有意義で大切な時間なのかもしれませんよ。ぜひ、今回の内容を参考にしていただき、ご自身の部屋の収納へご活用ください。
今回は以上となります。最後までご覧いただきましてありがとうございます。では、またの機会にお会いいたしましょう!
コメント